私たちが買い付けをする際、目にするのは革が仕上がった状態。

いったいどのようにしてこの素敵な姿になっていくのでしょう?

今回はお世話になっている相川商事の方から機会をいただいて、工房を見学することができました。

 

素敵な革ができるまで

 

サンロマーノ

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靴底屋や型押し屋など工場がたくさん並ぶ、世界一の革の街といっても過言ではないサンロマーノ。

革業界は分業制で、ひとつの革はさまざまな人の手にわたって姿を変えていきます。

 

普段は見られない革が作られている過程を間近で見ることができました。

 

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これは牛の皮です。

なんとまだ肉がついている、剥がしたての段階のものです。

結構「獣」の臭いが・・・

この皮がどう変化していくのでしょう。

 

 

IMG_0894こちらは皮から革へと「なめす」工程で使うドラムです。

動物の皮は非常に丈夫ですが、そのままだとすぐに腐ってしまったり、乾燥して硬くなってしまうのですが、樹液やさまざまな薬品を使ってそれを防ぐ方法を「なめし」と言うそうです。

工場にはこのようなドラムが6つあり、工程によって使い分けているそうです。

 

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工場内は力仕事が多いからか、ほとんどが男手で、みなさん陽気。

親切にスプレーと乾燥の工程も見せてくれました。

 

 

 

 

IMG_0884こちらはコンチェリアチェルビアットという、おもに革を加工するのがメインの工房です。

「コンチャーレ」がイタリア語で「なめし」という意味で、コンチェリアとついているところは下地から作っているそう。

ここにもなめしの木のドラムがありました。

 

 

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たくさんの染料が・・・。

色作りは手作業なので、人によって色味が違うんだそうです。

人の手で作られているからこそ出る味ですね。

 

 

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実際にこの工房で加工され、今回買い付けた革がこちらです。

「ラミネートフィルム転写してから薬品で膨らましてる」そうで、桜ならではのやわらかい雰囲気が見事に表れています。

こうやって作られた過程を知ると、よい商品を作ろうという気持ちが高まります。

 

 

 

 

革の生い立ちを知ることのできる貴重な機会

次は買い付けの大本命、リネアペレに行ってきました。

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